こんにちは、AthleteBodyです。 先日お送りしたメールにて、コーチング申込みの処理に不具合がありお騒がせしました。現在は復旧して申込みをお受けできる状態になっています。 現在残り枠が2名さまとなります。今年のコンテストに向けて確実に仕上げたいという方はぜひ早めにお申込みください。 さて、最近のメルマガでコンテストに向けた減量では、十分な期間を確保することが重要だとお話ししました。減量期間を長く取ると、さまざまなメリットが期待できます。
以下のようなステップで答えを出すことができます。具体的な数字を使いながら説明してみます。 ステップ1:現時点の体重と体脂肪率を把握するまずは、減量開始前に体重と体脂肪率を測りましょう。体脂肪率はどんな測定方法でも誤差があるので、厳密に言うと正確な値を知ることはできません。 AthleteBodyでは、この計算ツールをオススメしています。肉体改造のピラミッド / 栄養編をお持ちの方は、P45〜P46を参照していただいても良いと思います。 仮に、体重80kgで体脂肪率18%と想定しましょう。 ステップ2:体脂肪を落とし切ったときの体重を見積もる身体をギリギリまで絞るには、男性なら体脂肪率4〜6%程度が目安になります。 体脂肪率18%から5%なら、13%落とすことになります。 80kgから13%落とすと、69.6kgという数字になります。これがコンテスト時の仕上がり体重の目安です。 ステップ3:全体の減量幅を計算する80kgから69.6kgまで落とすとなると、全体の減量幅は10.4kgになります。 ステップ4:1週間あたりの減量ペースを決める減量ペースは1週間あたりで考えるのがオススメです。AthleteBodyでは、1週間に体重の0.5〜1%のペースを目安としています。つまり、1%は上限であり、もっとゆっくり進められるとベターということです。 体重80kgで減量ペースが0.5%だと1週間に400g体重を落とすことになります。 ステップ5:全体の減量期間を決める全体の減量幅は10.4kgで1週間に400gずつ落とす場合、全体で26週間という計算になります。ちょうど6ヶ月程度ですね。 実際には、26週間ずっと同じペースである必要はありません。減量序盤にはやや速めのペースで進め、終盤にはペースを落とすと効率よく良いコンディションを作れたりします。しかし、上に紹介したように計算すると、全体で必要な期間の目安を立てるのに役立ちます。 最高のコンディションを作る第一歩はこの期間設定です。今年ご自身でコンテスト減量に挑む方は、ぜひ参考にしていただければと思います。 AthleteBodyのコンテストコーチングでは、クライアントさま個人の条件に合わせて減量計画を立てさせていただきます。クライアントさまによっては減量期間を考慮した上で、どのコンテストに出場するのが良いかもご提案します。 今年こそは自分史上最高の仕上がりを目指したいという方は、下のページから詳細をお聞かせください。 あと2名さまの枠が残っています。 募集人数を超えて申込みがあった場合、キャンセル待ちのリストに登録させていただきます。人数の枠に空きができ次第ご連絡さし上げます。 |
筋力トレーニングや食事管理について科学的根拠に基づく情報を発信をしています。メルマガでは、新しい記事の更新情報やAthleteBodyが提供するサービスに関するご案内をお届けします。
こんにちは、AthleteBodyです! 毎週金曜日、フィットネス関連の情報をお送りしています。今日のトピックは、毎日たくさん歩くと長生きできるというものです。 このメルマガは主に筋トレに関わる情報を扱っていますが、今日は歩く量です。 歩数と死亡リスクの関係を調べる研究が行われていて、2021年に過去のデータをまとめた論文が発表されました。そして、歩く量が増えるほど死亡リスクが下がるという分析結果が示されました。 △ 実線が死亡リスク 今回のデータでは、最も歩く量が少ない場合が1日2700歩です。そこから1日16000歩くらいまで、1000歩増えるごとに12%ほど死亡リスクが下がります。そして、2700歩を16000歩と比べると死亡リスクが約200%も高いということになります。 今日は研究データの性質的に、死亡リスクが何%という表現を使います。200%と言ってもピンと来ないと感じた方は、「数字が大きいほど健康に悪い」と考えてもらうといいと思います。...
こんにちは、AthleteBodyです! 毎週金曜日、フィットネス関連の情報をお送りしています。ぜひお付き合いください。 今日のテーマはレッグエクステンションのフォーム比較です。レッグエクステンションはマシンの構造によって2種類に分類できます。 一般的なのは画像左の「座るタイプ」です。マシンに座って、上半身がほぼ直立した姿勢でヒザを動かします。ただ、一部には画像右の「寝るタイプ」もあり、上半身を少し寝かせた状態でヒザを動かします。 2024年の研究では、この2種類のマシンを比べて、効果に違いがあるかが調べられました。 10週間のトレーニングのあと大腿四頭筋の厚みを調べたところ、寝るタイプの方が大腿直筋の筋肥大効果が大きいという結果になりました。 △ 筋肉の厚みの増え幅 この2種類のマシンでポイントになるのが、股関節の角度です。 一般的な「座るタイプ」では、上半身を直立させるため股関節が約90°ほど曲がった姿勢になります。 それに対して「寝るタイプ」では、股関節が伸びて約40°ほどの角度になりました。...
こんにちは、AthleteBodyです! 毎週金曜日、フィットネス関連の情報をお送りしています。ぜひお付き合いください。 今日はスクワットのフォーム比較です。バーベルを使ったスクワットには大きく分けてバックスクワットとフロントスクワットがあります。 △ 筋肥大効果に差はある? バックスクワットはトレーニングの王様と言われます。下半身から体幹部までたくさんの部位を一度に刺激できるのが特徴ですが、筋肥大という意味では主に大腿四頭筋の種目として扱われます。 フロントスクワットは実践している人が少し少ないでしょうか。大腿四頭筋を鍛えるには特に有効な種目と言われます。 今回紹介する研究では、この2種類のどちらの方が大腿四頭筋の筋肥大に効くか調べられました。 被験者をバックスクワットを行うグループとフロントスクワットを行うグループに分けて、12週間トレーニングをしてもらい、大腿四頭筋の厚みを測定しました。 △ 大腿四頭筋への効果は同じ...