こんにちは、AthleteBodyです。 今日からボディビル道場への参加申込みを受け付けます。 月額9,800円、30名さまの人数限定での募集となります。 今回も人数を限定した募集のため、短時間で満員になってしまう可能性があります。参加ご希望の方は以下のページより早めに席を確保されてください。 セミナーはテーマをひとつ決めて深掘りしていくスタイルで、ライブ配信では教科書やネット上ではあまり見かけない話題に触れることがあります。 ひとつの例として、先月のセミナーの話題をご紹介します。 先月は「コンテストに向けた減量計画の立て方」をテーマにしました。 コンテストに向けて減量するときには、長めに期間を設けて、時間に余裕を持って計画を立てることが重要です。これは以前お送りしたメルマガでもご紹介いたしました。(以前のメール 1, 2, 3) セミナーの中では、鈴木雅さんから「コンテストにギリギリ間に合うように減量するよりも、数週間くらい早めに体脂肪を落とし切った方が良い」とお話がありました。 体脂肪を落とし切ってから食事を増やして減量ペースをゆっくりにする期間を設けると、筋肉にハリを取り戻すことができ、コンディションが良くなる経験をされたということです。 これはAthleteBodyで選手を指導させていただく中でもよく起こることです。 実際に、以前指導させていただいたクライアントさまの例では、コンテストの2ヶ月前から食事を増やし、減量ペースを緩めたところ、次のように身体が変わりました。 筋肉の走行が透き通って見えるくらいまで体脂肪を削ぎ落とし、ステージに向けてコンディションが仕上がっているのが分かるかと思います。 体脂肪を落とし切れる目処が立ったところで食事を増やすと、トレーニングで力を出しやすくなったり、筋肉が失われるリスクを小さくしたりできます。また、栄養が筋肉に行き渡れば、筋肉のハリを取り戻すことに繋がりやすいです。 減量の最後の局面で食事を増やすことにはメリットが期待できるということです。ただ、これは減量期間に余裕があるからこそ取れる戦略です。体脂肪を落とすのが間に合うかギリギリのスケジュールでは採用できません。 こういう食事の調整でコンディションが大きく改善するというのは、自分でボディビルを実践していたり、選手の指導に関わっていたりしないとなかなか気づけないところです。 これまでに多くのボディビル選手を指導させていただいたAthleteBodyと、ボディビルの世界に長年関わっている鈴木さんだからこそ、共通の経験としてライブ配信中に出た話題かと思います。 この機会をお見逃しなく! |
筋力トレーニングや食事管理について科学的根拠に基づく情報を発信をしています。メルマガでは、新しい記事の更新情報やAthleteBodyが提供するサービスに関するご案内をお届けします。
こんにちは、AthleteBodyです! 毎週金曜日、フィットネス関連の情報をお送りしています。今日のトピックは、毎日たくさん歩くと長生きできるというものです。 このメルマガは主に筋トレに関わる情報を扱っていますが、今日は歩く量です。 歩数と死亡リスクの関係を調べる研究が行われていて、2021年に過去のデータをまとめた論文が発表されました。そして、歩く量が増えるほど死亡リスクが下がるという分析結果が示されました。 △ 実線が死亡リスク 今回のデータでは、最も歩く量が少ない場合が1日2700歩です。そこから1日16000歩くらいまで、1000歩増えるごとに12%ほど死亡リスクが下がります。そして、2700歩を16000歩と比べると死亡リスクが約200%も高いということになります。 今日は研究データの性質的に、死亡リスクが何%という表現を使います。200%と言ってもピンと来ないと感じた方は、「数字が大きいほど健康に悪い」と考えてもらうといいと思います。...
こんにちは、AthleteBodyです! 毎週金曜日、フィットネス関連の情報をお送りしています。ぜひお付き合いください。 今日のテーマはレッグエクステンションのフォーム比較です。レッグエクステンションはマシンの構造によって2種類に分類できます。 一般的なのは画像左の「座るタイプ」です。マシンに座って、上半身がほぼ直立した姿勢でヒザを動かします。ただ、一部には画像右の「寝るタイプ」もあり、上半身を少し寝かせた状態でヒザを動かします。 2024年の研究では、この2種類のマシンを比べて、効果に違いがあるかが調べられました。 10週間のトレーニングのあと大腿四頭筋の厚みを調べたところ、寝るタイプの方が大腿直筋の筋肥大効果が大きいという結果になりました。 △ 筋肉の厚みの増え幅 この2種類のマシンでポイントになるのが、股関節の角度です。 一般的な「座るタイプ」では、上半身を直立させるため股関節が約90°ほど曲がった姿勢になります。 それに対して「寝るタイプ」では、股関節が伸びて約40°ほどの角度になりました。...
こんにちは、AthleteBodyです! 毎週金曜日、フィットネス関連の情報をお送りしています。ぜひお付き合いください。 今日はスクワットのフォーム比較です。バーベルを使ったスクワットには大きく分けてバックスクワットとフロントスクワットがあります。 △ 筋肥大効果に差はある? バックスクワットはトレーニングの王様と言われます。下半身から体幹部までたくさんの部位を一度に刺激できるのが特徴ですが、筋肥大という意味では主に大腿四頭筋の種目として扱われます。 フロントスクワットは実践している人が少し少ないでしょうか。大腿四頭筋を鍛えるには特に有効な種目と言われます。 今回紹介する研究では、この2種類のどちらの方が大腿四頭筋の筋肥大に効くか調べられました。 被験者をバックスクワットを行うグループとフロントスクワットを行うグループに分けて、12週間トレーニングをしてもらい、大腿四頭筋の厚みを測定しました。 △ 大腿四頭筋への効果は同じ...