筋トレ科学:たんぱく質は腎臓を壊すのか?


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今日のテーマはたんぱく質と腎臓です。

たんぱく質をたくさん摂ると腎臓病になると聞いたことがあるでしょうか。恐ろしく聞こえますが、健康な人であればまず心配ありません。現在までに得られている科学的知見をいくつか紹介します。

まず、2018年の論文で、たんぱく質を体重1kgあたり3.2〜3.5g摂る生活を2年続けたところ、腎機能に悪影響は見られなかったと報告されています。

また、2021年の論文では三大栄養素の腎臓病リスクを調べたところ、以下のような結果が報告されています。

たんぱく質は腎臓の機能を守ったり、腎臓病の発症リスクを下げたりする関連が見られ、脂質はリスクを高める可能性が指摘されています。

つまり、たんぱく質のリスクを怖がって、脂質や炭水化物を優先すると逆効果になるとも考えられるわけです。

さらに、2023年にはドイツの専門家向けガイドラインが「高たんぱくの食事が腎臓病となると示すエビデンスはない」と報告しています。

一般的に「たんぱく質が腎臓に良くない」と言われるのは、すでに腎臓病を持っている人に向けたアドバイスです。

医師や管理栄養士といった肩書きを持つ人の話は説得力がありますが、ご自身に当てはまるのか立ち止まって考えましょう。

逆に言うと、腎臓病を持っている人は確かにたんぱく質の摂りすぎに注意した方が良い場合があります。

腎臓病は進行するまで症状がなく自覚できない人が多いのですが、血液検査や尿検査で発見できる病気です。

たんぱく質を多めに摂ると筋肥大、空腹緩和、骨の健康などに効果を期待できます。健康診断を受けて安心してたんぱく質を摂られてください。

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