筋トレ科学:減量中はすべてがおいしい


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今日のテーマは、減量中の味の感じ方です。

夏の暑い日にはただの水でもおいしく感じますよね。それと同じように、お腹が空いているときには食べ物がおいしく感じるものです。

食べ物は食材や調味料で味が決まっています。ただ、同じ食べ物でも食べるときの空腹度合いによって味の感じ方が変わるということですね。

もう少し言うと、空腹の感じ方は食事の間隔だけで決まるわけではありません。減量をして体脂肪が減るといつも通りに食べても空腹感が続きやすくなります。

今日は減量前後での味の感じ方を調べた研究を紹介します。

この研究では、被験者に砂糖水を飲んでどのくらいおいしく感じるか答えてもらいました。

砂糖水は2.5〜40%まで5種類の濃さに分かれていました。大まかにスポーツドリンクなら5%程度、コーラなどのジューズで10〜15%程度です。つまり、40%は異常に濃い砂糖水ですね。

そして、味のテストは3段階で行われました。

ステップ1:砂糖水5種類の飲み比べ(1回目)

ステップ2:ブドウ糖50g摂取

ステップ3:砂糖水5種類の飲み比べ(2回目)

結果はグラフのようになりました。

被験者は、ブドウ糖を摂る前は砂糖水が濃くなるほどおいしいと感じたのに対して、ブドウ糖の後は砂糖水が濃くなるほどまずいと感じていました。

空腹だとおいしく感じて、満腹になると食べるのがイヤになる感覚をイメージすると良いかもしれません。

この研究では、このあと被験者に減量をしてもらいました。そして、体重が10%ほど落ちた時点で、同じ砂糖水の飲み比べをしてもらいました。

すると、こんな結果になりました。

減量後の被験者はブドウ糖を摂った後も、砂糖水が濃くなるほどおいしいと感じていました。

体脂肪が減って、空腹感が強くなり、普段なら「もう要らない」と感じる状況でも「おいしい」と感じ続けたのだと考えることができます。

いま減量中の人は、ご自身のおいしさの感じ方に意識を向けてみるとおもしろいかもしれません。

普段ならおいしく感じない食べ物も、「意外とイケる」と感じられると減量中の食事制限にも楽しみが見つかるかもしれません。

逆に、おいし過ぎて食べる手が止まらなくなってしまうこともあり得るので、刺激の強い食べ物に気をつけた方が良いとも考えられます。

みなさんの減量食を考えるヒントになれば嬉しいです。

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