筋トレ科学:筋トレできないときのたんぱく質は?


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今日のテーマは「筋トレができないときのたんぱく質の摂り方」です。

筋トレを長く続けていると、怪我や体調、仕事の都合などでトレーニングができない時期が出てくるものです。

こういうときに筋肉を維持するために、たんぱく質をたくさん摂ろうと意識する人もいるかと思います。

たんぱく質は筋トレ効果を高めてくれますが、筋トレができないときにもたんぱく質が有効なのかは別の話です。

今回はこのことを調べた研究を紹介します。

まず、被験者の片方のヒザを固定し、松葉杖で生活してもらいました。固定したヒザは地面に着けず、まったく負荷がかからない状態です。こんな装具が使われました。

そして、たんぱく質の影響を調べるため、多めに摂る人と少なめに抑える人に分けて、脚の筋量の変化を測定しました。

この条件で3日間生活すると、以下のように変化が現れました。

ヒザを固定しなかった脚では筋量にほぼ変化がなかったのに対して、ヒザを固定した脚では明確に筋量が減りました。

日常生活で身体を動かすだけでも筋肉が働いていて、その刺激がなくなると短期間で筋肉が減ってしまうことが分かります。

この研究では筋トレを行ったわけではありませんが、この結果を見ると筋トレを行う場合とまったく動かせない場合ではさらに大きな違いになることも想像できます。

そして、今日のテーマであるたんぱく質については、摂取量によって筋肉の減り方に違いが生まれませんでした。筋トレができないときには、たんぱく質を意識的に摂っても筋肉を維持する効果は期待しにくいようです。

ちなみに、筋トレを休んで筋肉が落ちることを神経質に考える必要はありません。筋トレ生活に戻ると、以前のレベルまでは筋肉がスムーズに戻ってくれることが多いです。

筋肉維持にたんぱく質が効きにくいのはちょっと残念な結果に思えますが、一時的に筋肉が減ってもどうってことないということですね。

ちなみに、たんぱく質を多めに摂ると食べ過ぎを抑えやすくなったり、健康にも良かったりと筋肉以外のメリットが期待できます。筋トレ生活中と同じ食事を続けても問題はありません。

筋トレができない期間に無理に増やしたり減らしたりする必要はなく、ご自身にとって続けやすい食事と考えてもらうと良いかもしれません。

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