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こんにちは、AthleteBodyの八百です! 毎週金曜日、フィットネス関連の情報をお送りしています。ぜひお付き合いください。 今日のテーマは「筋トレができないときのたんぱく質の摂り方」です。 筋トレを長く続けていると、怪我や体調、仕事の都合などでトレーニングができない時期が出てくるものです。 こういうときに筋肉を維持するために、たんぱく質をたくさん摂ろうと意識する人もいるかと思います。 たんぱく質は筋トレ効果を高めてくれますが、筋トレができないときにもたんぱく質が有効なのかは別の話です。 今回はこのことを調べた研究を紹介します。 まず、被験者の片方のヒザを固定し、松葉杖で生活してもらいました。固定したヒザは地面に着けず、まったく負荷がかからない状態です。こんな装具が使われました。 そして、たんぱく質の影響を調べるため、多めに摂る人と少なめに抑える人に分けて、脚の筋量の変化を測定しました。 この条件で3日間生活すると、以下のように変化が現れました。 ヒザを固定しなかった脚では筋量にほぼ変化がなかったのに対して、ヒザを固定した脚では明確に筋量が減りました。 日常生活で身体を動かすだけでも筋肉が働いていて、その刺激がなくなると短期間で筋肉が減ってしまうことが分かります。 この研究では筋トレを行ったわけではありませんが、この結果を見ると筋トレを行う場合とまったく動かせない場合ではさらに大きな違いになることも想像できます。 そして、今日のテーマであるたんぱく質については、摂取量によって筋肉の減り方に違いが生まれませんでした。筋トレができないときには、たんぱく質を意識的に摂っても筋肉を維持する効果は期待しにくいようです。 ちなみに、筋トレを休んで筋肉が落ちることを神経質に考える必要はありません。筋トレ生活に戻ると、以前のレベルまでは筋肉がスムーズに戻ってくれることが多いです。 筋肉維持にたんぱく質が効きにくいのはちょっと残念な結果に思えますが、一時的に筋肉が減ってもどうってことないということですね。 ちなみに、たんぱく質を多めに摂ると食べ過ぎを抑えやすくなったり、健康にも良かったりと筋肉以外のメリットが期待できます。筋トレ生活中と同じ食事を続けても問題はありません。 筋トレができない期間に無理に増やしたり減らしたりする必要はなく、ご自身にとって続けやすい食事と考えてもらうと良いかもしれません。 では、また次回のメルマガで! |
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こんにちは、AthleteBodyの本橋です。 本格派トレーニー向けオンラインサロン「ボディビル道場」は、明日12月8日(月)から新規メンバーさまの募集を再開します。 このオンラインサロンでは毎月セミナーを開催しており、これがコンテンツの中心です。 今月は、2025年の日本選手権で8位を獲られた藤井貫太朗選手をゲストにお迎えします。 △ 藤井貫太朗選手(2025年 日本選手権8位) 藤井さんは、AthleteBodyで2022年から毎年、コンテストに向けた減量指導をさせていただいており、今年は4シーズン目でした。 初めてコーチングにお申込みいただいた時点で、藤井さんはすでにコンテスト優勝経験がありました。それでも、ご本人としては「手応えを感じる減量が一度もできていない」とのことでした。 当時は3ヶ月間で体重を16kg落とすハイペースな減量をした結果、ケガや体調不良が重なり、仕上がりも良くなかったそうです。特にお尻の体脂肪を落とし切れないことを課題とされていました。...
こんにちは、AthleteBodyの八百です! 毎週金曜日、フィットネス関連の情報をお送りしています。ぜひお付き合いください。 今日の話題はコンテスト前のカーボローディングです。 ボディビルやフィジークのコンテスト前には、コンディション改善のためにさまざまな調整術が語られます。 AthleteBodyでは、コンテスト前に選手のコンディションや体質に合わせて炭水化物を増やしてもらうことがあります。(増やさないこともあります。) △ カーボローディングの前後比較 このクライアント様はコンテスト前に炭水化物を増やし、その後1日は低カロリーで過ごしてもらいました。 写真をじっくり見比べると筋肉の張りが感じられるかと思います。このコンディションで岐阜県のコンテストに優勝されました。 コンテスト前の調整には炭水化物だけでなく水分、塩分、カリウムなどを調整した方が良いと言われることもあります。ただ、いろんな物を変えると何が原因で身体が変わるのか分からなくなるという問題があります。 これについては科学的研究も限られていて、明確な答えがない世界なのですが、ひとつおもしろいデータを紹介します。...
こんにちは、AthleteBodyの八百です! 毎週金曜日、フィットネス関連の情報をお送りしています。ぜひお付き合いください。 今日は運動を始めるキッカケづくりのお話です。 みなさんは運動を始めたいのに動きだせないと感じた経験はあるでしょうか。もしくは、ご自身のまわりにそういう人はいるでしょうか。 筋トレが楽しいという人でも気分が乗らないときはありますよね。健康のために運動しなきゃと思っている人には、実際に行動するのがさらに難しくなりがちです。 そういうとき、どうすれば運動を始めやすくなるかを考える人たちがいます。 今日紹介する研究では、3グループの大学生が対象となりました。 ① ただ運動をするよう指示された人 ② 運動の健康効果について勉強した人 ③ 勉強のあと具体的な運動予定を立てた人 ここで言う運動の効果とは、心臓病を予防するために運動が役立つという内容でした。運動するメリットを知るという意味では、このメルマガを読んでもらうのも似ているかもしれません。 運動予定とは、「曜日・時間・場所」を指定して、運動すると決めてしまうものです。...